1. VSRX-17

VSRX-17(Valkyrie Super Remixed Linux)は、Linuxディストリビューションである「Ubuntu16.04 LTS」をベースに開発した64bit OSです。

デスクトップ環境は、ウィンドウマネージャーのOpenboxをベースにデスクトップ環境「Xfce」「LXDE」用アプリケーションなどで構成しています。

このOSは、Linuxカーネル4.14をベースにしたカスタムカーネルを搭載しています。カスタムカーネルは、グラフィックドライバ「Mesa 17」と組み合わせる事で、高レスポンス性とハイパフォーマンスを実現しています。 VSRXは、「人工知能プログラムの開発環境・実行環境の提供」、「Linux・Windowsのアプリケーションの実行環境の提供」、「ソフトウェア開発・Web開発環境の提供」、「マルチメディアコンテンツ作成環境の提供」、「先端的な科学技術・データサイエンス環境の提供」、「ゲーミング環境の構築」を実施しています。

「Chromium Browser」「GIMP」「Inkscape」「Blender」「Handbrake」「Avidemux」「SMplayer」「Audacious」「Emacs」「PlayOnLinux」などの人気アプリケーションを搭載しており、デスクトップコンピューティングで行う作業をほぼカバーしてます。SSB(Specific site Browser)によって、強力なオンラインサービスをデスクトップアプリケーションのように使う事が可能です。 オリジナルアプリケーション「Viper Tools」でシステム起動音の変更、新しいアプリケーションの追加から人工知能による自動文章構築と読み上げまでを行えます。

VSRX-17(Valkyrie Super Remixed Linux) is a 64bit OS which was developed based on the “Ubuntu16.04 LTS”, which is a Linux distribution.

The desktop environment of this OS add the application for desktop environment “Xfce” and “LXDE” to the window manager “Openbox”.

This OS is equipped with a custom kernel based on the Linux kernel 4.14.The custom kernel realize high response and high performance by combining it with the graphic driver “Mesa 17”. Valkyrie Super Remixed Linux is carried out the “providing development environment and execution environment for artificial intelligence programs”, “providing execution environment for Linux/Windows applications”, “providing software development and web development environment”, “providing multimedia contents creation environment , “Providing cutting-edge science and technology/data science environment”,”building a gaming environment”.

It is equipped with popular application such as “Chromium Browser” “GIMP” “Blender” “Handbrake” “Avidemux” “SMplayer” “Audacious” “Emacs” “PlayOnLinux” etc.This os almost covers work to perform by desktop computing. By SSB(Specific site Browser), it can use the strong online service like desktop application. Valkyrie Super Remixed Linux can perform automatic sentence construction and reading aloud with the artificial intelligence from a change of the system startup sound, addition of new application in original application “Viper Tools”.

http://www.valkyrieviper.space/article/418075361.html

1.2. Tested Motherboard

B150-COMBO(ASRock)

H97I-PLUS(ASUS)

C1007UN-D(GIGABYTE)

[Tested Motherboard]

B150M COMBO(ASRock)

H97I-PLUS (ASUS)

C1007UN-D (GIGABYTE)

[Tested Stick PC(stable with wireless LAN toggle)]

CSTK-32W(Intel,IO DATA)

1.3. Based Linux destribution

Ubuntu 16.04 LTS

1.4. Kernel

◎VSRX Kernel 4.14.3-rt(PREEMPT_RT version)

◇Main Feautures
・Realtime
・CPU shceduler "CFS"
・I/O scheduler "MQ-Deadline"
・Aufs support
・Minimal Debugging
・Built on the GCC 7.2

◇based kernel
  Linux kernel 4.14.3

◇Applied patches
・PREEMPT_RT patch
・Aufs patch
・UKSM patch
・Ubuntu patch

◇Deleted module
・All related to Kernel Hacking

◇Optimized kernel configuration
・Processer family -> Generic-x86-64
・Kernel Compression mode -> LZ4
・Preemption Model -> Fully Preemptible Kernel (RT)
・Timer frequency -> 1000MHz
・Default I/O scheduler -> MQ-Deadline
・Compiler optimization level -> Optimized harder
・RCU Boost delay -> 500
・HD-audio pre-allocated buffer size -> 2048
・UKSM on

1.5. PPA

Ubuntu Main
Ubuntu Restricted
LXQt PPA
Canonical Kernel Team PPA
Krita PPA
PCSX2 PPA
PPSSPP PPA
Dolphin Emu PPA
JDownloader PPA
Avidemux PPA
Handbrake PPA
Pipelight PPA
SMPlayer PPA
Atom PPA
SublimeText PPA
BootRepair PPA
Google Chrome PPA
Chromium Beta PPA
Mesa PPA
WineHQ PPA
Simple Screen Recorder PPA

1.6. デスクトップ環境

ウィンドウマネージャー:Openbox
パネル:fbpanel,xmobar
サウンドサーバ:Jack Audio Connection Kit
壁紙設定ツール:nitrogen
ディスプレイマネージャー:LightDM
コマンドランチャー:gmrun
ファイルマネージャー:PCManFM
ネットワーク管理:network-manager-gnome
電源管理:xfce4-powermanager
システム設定:xfce4-settings
キーボード設定:lxinput
モニター設定:lxrandar
システムモニター:xfce4-taskmanager
ターミナル:xfce4-terminal
外観変更マネージャー:lxappearance
セッション管理:lxsession-logout
Openboxメニュー管理:obmenu
Openbox設定マネージャー:obconf-qt
音量制御: gnome-alsamixer
コンポジット制御:compton
文字入力:Fcitx+Mozc
スクリーンショットツール:GNOME Screenshot

1.7. 収録ソフトウェア

○Linuxアプリ:

1.Webブラウザ:Chromium Browser 62
2.フォトレタッチソフト:GIMP 2.8.16
3.テキストエディタ:Emacs 24 nox,leafpad,Atom
4.動画編集ソフト:Avidemux 2.6.18,Shotcut
5.音楽プレーヤー:Audacious 3.6.2
6.動画エンコーダ:Handbrake
7.オフィスツール:Abiword,Gnumeric
8.動画プレーヤー:SMPlayer2
9.FTP:Filezilla 3.21
10.SSH:OpenSSH
11.コミックビューア:Comix
12.LiveUSB作成:UNetbootin
13.画像ビューア:Geeqie
14.スクリプト言語:Python 2.7/3.5,PHP 7,Perl 5.22
15.Webサーバ:Apache 2.4.18
16.日本語入力環境:Mozc,fcitx
17.コンパイラ:LLVM 5.0
18.Cコンパイラ:GCC7.2
19.コマンドランチャー:gmrun
20.ゲームエミュレーター:PCSX2,PPSSPP
21.Windowsアプリ実行環境:Wine 2.0.1,PlayOnLinux 4.2.10
22.ライディングソフト:xfburn
23.合成音声ソフト:OpenJtalk
24.Windowsの圧縮ファイル対応アーカイバ:unar
25.PDFビューア:evince
26.Python用機械学習ライブラリ:scikit learn
27.音声編集ソフトウェア:Audacity
28.grub修復ツール:Boot Repair
29.ドキュメント作成ツール:Sphinx
30.キャッシュアプリケーション:preload,prelink
31.CDリッパー:Asunder CD Ripper
32.イラストレーション:Inkscape
33.Cコンパイル高速化ツール:ccache
34.3Dモデリングソフト:Blender
35.ディープラーニングライブラリ:TensorFlow
36.動画キャプチャー : Simple Screen Recorder

○オリジナルアプリ:

1.Python製アプリケーション:Viper Tools

◯Webアプリ:

1.Gmail
2.Google Drive
3.Cups Browser
4.Google Calendar
5.Install Android Studio
6.Install Processing
7.Install Eclipse
8.Install Jdownloader2
9.Add Ubuntu PPAs
10.DP-IP
11.Animizer
12.PlayGamesOnline
13.JSNES
14.Wifu2x
15.Insecam
16.IP hiroba
17.Youtube
18.Google Maps
19.Google translation
20.BROARDBAND  Speedtest
21.Animizer
22.Wifu2x
23.Office Online
24.TVer
25.JRA
26.chihou_keiba live
27.BOATRACE
28.MSI電源容量計算機

○キーボードショートカット:

・Shift+Alt+Left - 現在のウィンドウを左隣の仮想デスクトップに移動
・Shift+Alt+Right - 現在のウィンドウを右隣の仮想デスクトップに移動
・Windowsキー+1 - 仮想デスクトップ1に移動
・Windowsキー+2 - 仮想デスクトップ2に移動
・Windowsキー+3 - 仮想デスクトップ3に移動
・Windowsキー+4 - 仮想デスクトップ4に移動
・Windowsキー+5 - 仮想デスクトップ5に移動
・Windowsキー+6 - 仮想デスクトップ6に移動
・Windowsキー+d - 現在開いているウィンドウを全てタスクバーに収納、あるいは展開する
・Windowsキー+Shift+c - 現在アクティブなウィンドウを閉じる
・Windowsキー+Escape - 最も下のレイヤーにあるウィンドウを最上位に移動
・Windowsキー+space - ウィンドウメニューの表示
・Windowsキー+f - fbpanel再起動
・Print - スクリーンショットの撮影
・Alt+Print - アクティブウィンドウのスクリーンショットの撮影
・Windowsキー+k - 次のウィンドウに移動
・Windowsキー+j - 前のウィンドウに戻る
・Ctrl+m - Openboxのルートメニューを表示
・Ctrl+Alt+Return - ウィンドウを最大化
・Ctrl+Alt+Shift+Return - ウィンドウを最小化
・Ctrl+Windows+u - 音量を上げる
・Ctrl+Windows+i - 音量を下げる
・Ctrl+space - コマンドランチャー「gmrun」起動
・Windowsキー+Return - 端末を起動
・Windowsキー+s - SMPlayerの起動
・Windowsキー+c - Chromiumの起動
・Windowsキー+p - PCManFMの起動
・Windowsキー+a - Audaciousの起動
・Windowsキー+e - Emacs noxの起動

2. インストール方法

1.ISOをダウンロード

2.USBメモリを用意して、UNetbootin( http://unetbootin.github.io/ )などのツールでLiveUSBを作成します。

3.作成したLiveUSBをPCのUSBポートに挿して、PCを起動。UEFIでこれを最初に起動するように設定しておきます。

4.LiveDVD起動後に、右クリックメニューの「Install Valkyrie SRX」の項目をクリックして、インストーラーを起ち上げます。指示通りにHDDやSSDに対してフルインストールを実施します。

5.インストールが完了したら、再起動させます。homeディレクトリを別にした状態で、再インストールをしている時は、/etc/skelの下にあるファイルやフォルダを全てユーザーディレクトリにコピーしなければ反映されません。

3. 64bit OS「VSRX-17」の特長

  • デスクトップ環境は、ウィンドウマネージャーのOpenboxをベースにデスクトップ環境「Xfce」「LXDE」用アプリケーションなどで構成しています。

    デスクトップ環境がOpenboxベースであり、デスクトップ環境のXfceなどから様々なアプリケーションを使っています。また、fbpanelやkupferやnitrogenもデスクトップの構築に使っています。

    メモリー使用量を減らす事で、アプリケーションを使う時に必要なメモリーをより多く確保する事が出来ます。

  • Linuxカーネルは、Linuxカーネル4.14ベースのハードリアルタイム性能を持つカスタムカーネルを搭載。

  • Mesa 17.2、グラフィックAPI「Vulkan」の導入により、WineやPCSX2などで3Dゲームを動作させた時のパフォーマンスが大幅に向上しています。

  • VDAPU及びVAAPI対応ドライバを採用している為、SMPlayer+MPV+youtube-dl上での動画支援機能で低CPU負荷で動画を再生出来ます。

  • サウンドは、ALSAに直結させる事で音質の向上と動作の軽量化を図っています。WineやPCSX2などで高負荷のゲームを動作させた時に音割れが起こりにくくなっています。

    また、Openboxの右クリックメニューからPulseAudioやJack Audio Connection Kitを起動・停止させられ、両方のサウンドサーバの併用も可能です。

  • Pythonで開発したオリジナルアプリケーション「Viper Tools」を搭載。

    アプリケーションのインストール、人工知能プログラムによる文書作成と音読、LiveCD構築機能、宝くじなどの予想機能、画像・動画の変換機能などを有しています。

  • Ubuntuの長期サポート版(LTS)のリポジトリと共有していますので、Main,RestrictedのコンポーネントをUbuntuの公式サポートで最新の状態に維持しています。更にPPAから最新のバージョンのアプリケーションを導入しています。

  • Specific Site Browser機能で人気のWebアプリケーションをデスクトップアプリケーションのように使えます。

  • PSPやPS2のゲームエミュレーション、PlayOnLinux+Wineによる古いWindowsアプリケーションの利用が可能です。

  • GIMPやAvidemuxやHandbrake、InkscapeやBlenderなどWindowsやLinuxなどでお馴染みのアプリケーションをフル装備しています。最初からプログラミング・オフィス文書作成・イラストレーション・画像編集・動画エンコード・動画編集・音楽再生・3Dモデリング・オンラインサービスの利用する事が可能です。

  • UEFIモードでLiveUSBやハードディスクへのフルインストールでの起動が出来るようになっていますので、ほとんどのマザーボードに対応

  • WebブラウザにはChromium Browser、シェルサーバへのアップロードに対応したFilezilla、WebサーバのApacheなどを装備し、Web開発環境を整えています。

  • Atom、EmacsやLeafpadなど複数のテキストエディタを搭載し、PythonやPHPやJavaなどのプログラミング言語でプログラミングを行える環境を整えています。

  • メインサイトとの連携

  • 日本語入力環境にMoscとFcitxを採用

4. VSRX-17の高速化と最適化

64bit OS「VSRX−17」は、LTS版Ubuntuをベースに数多くの高速化・最適化策を講じています。

Ubuntu 16.04 LTSをベースにして開発したオリジナル64bit OS「VSRX-17」には、様々な高速化テクニックを導入しています。

1.Ubuntuパッチが当たっているLinuxカーネルのソースコードを使って、最適化ビルドしたカスタムカーネルの導入

Linuxカーネルを更に最適化する

64bit OS「VSRX-17」用のカスタムカーネルを作成(PREEMPT_RT+Aufs+Ubuntu patch)

2.デスクトップ環境をOpenbox+fbpanel+Xfce/LXDE/GNOME用アプリで構成

3.prelink、preloadでアプリケーションのキャッシュデータを使って先読み

4.tmpfsでRAMDiskをブラウザのキャッシュ場所として活用

5./etc/sysctl.confの最適化

6.サウンドシステムは、サウンドサーバを通さずに、ALSAを直接使えるようにしています。

サウンドサーバが必要な場合には、「PulseAudio」「Jack Audio Connection Kit」をウィンドウマネージャー「Openbox」の右クリックメニューから手動で起動出来るようにしました。

7./etc/init.d/rcに「CONCURRENCY=shell」を設定して、システム起動時のモジュールの並列起動

8.オープソース版RADEONドライバ(xserver-org-video-radeon、xerver-org-video-amdgpu)、グラフィックAPI「Vulkan」の導入

9.VAAPIとVDPAUの導入で動画支援機能の利用(mesa-va-drivers、mesa-vdpau-drivers)

10.ccacheでGCCによるコンパイルの高速化

11.Emacsをnox版で使う

12.CPUスケジューラーにMuQSSを適用してカーネルをビルドした時、パフォーマンス向上させる設定として、以下を/etc/sysctl.confに追加。

kernel.yield_type = 2

kernel.interactive = 0