1. VSRX-18

VSRX-18(Valkyrie Super Remixed Linux-18)は、Linuxディストリビューションである「Ubuntu LTS版」をベースに開発した64bit OSです。

デスクトップ環境は、ウィンドウマネージャーのOpenboxをベースにデスクトップ環境「Xfce」「LXDE」用アプリケーションなどで構成しています。

このOSは、Linuxカーネル4.19をベースにしたカスタムカーネルを搭載しています。カスタムカーネルは、グラフィックドライバ「Mesa 18」と組み合わせる事で、 高レスポンス性とハイパフォーマンスを実現しています。 VSRXは、「人工知能プログラムの開発環境・実行環境の提供」、「Linux・Windowsのアプリケーションの実行環境の提供」、「ソフトウェア開発・Web開発環境の提供」、 「マルチメディアコンテンツ作成環境の提供」、「先端的な科学技術・データサイエンス環境の提供」、「ゲーミング環境の構築」を実施しています。

「Chromium Browser」「GIMP」「Shotcut」「MPV」「Audacious」「Emacs」「PlayOnLinux」などの人気アプリケーションを搭載しており、 デスクトップコンピューティングで行う作業をほぼカバーしてます。SSB(Specific site Browser)によって、 強力なオンラインサービスをデスクトップアプリケーションのように使う事が可能です。 オリジナルアプリケーション「Viper Tools」でシステム起動音の変更、新しいアプリケーションの追加から人工知能による自動文章構築と読み上げまでを行えます。

VSRX-18(Valkyrie Super Remixed Linux-18) is a 64bit OS which was developed based on the “Ubuntu LTS”, which is a Linux distribution.

The desktop environment of this OS add the application for desktop environment “Xfce” and “LXDE” to the window manager “Openbox”.

This OS is equipped with a custom kernel based on the Linux kernel 4.18.The custom kernel realize high response and high performance by combining it with the graphic driver “Mesa 18”. Valkyrie Super Remixed Linux is carried out the “providing development environment and execution environment for artificial intelligence programs”, “providing execution environment for Linux/Windows applications”, “providing software development and web development environment”, “providing multimedia contents creation environment , “Providing cutting-edge science and technology/data science environment”,”building a gaming environment”.

It is equipped with popular application such as “Chromium Browser”,”GIMP”,”Shotcut”,”mpv”,”Audacious”,”Emacs”,”PlayOnLinux”etc. This os almost covers work to perform by desktop computing. By SSB(Specific site Browser), it can use the strong online service like desktop application. Valkyrie Super Remixed Linux can perform automatic sentence construction and reading aloud with the artificial intelligence from a change of the system startup sound, addition of new application in original application “Viper Tools”.

http://www.valkyrieviper.space/article/418075361.html

1.2. Tested Motherboard

B150-COMBO(ASRock)

H97I-PLUS(ASUS)

C1007UN-D(GIGABYTE)

[Tested Motherboard]

B150M COMBO(ASRock)

H97I-PLUS (ASUS)

C1007UN-D (GIGABYTE)

[Tested Stick PC(stable with wireless LAN toggle)]

STCK1A32WFC(Intel)

1.3. Based Linux destribution

Ubuntu 18.04 LTS

1.4. Kernel

◎VSRX Kernel 4.19-rt1

◇Main Feautures
- hard realtime kernel
- I/O scheduler "NOOP"
- Aufs
- Built on the GCC 8.2
- BBR TCP Congestion Control
- Zen Interactive Tune
- Meltdown,spectre_v1,spectre_v2 : Mitigation

◇based kernel
  zen-tune kernel 4.19

◇Applied patches
- PREEMPT_RT patch
- Aufs patch
- Ubuntu patch
- graysky's GCC patch
- Add-x86-zstd-kernel-compression patch

◇Deleted module
- All related to Kernel Hacking

◇Optimized kernel configuration
- Processer family -> IceLake
- Kernel Compression mode -> gzip
- Preemption Model -> Full Preemptible Kernel
- Timer frequency -> 100Hz
- Default I/O scheduler -> NOOP
- Compiler optimization level -> Optimize performance
- RCU Boost delay -> 500
- HD-audio pre-allocated buffer size -> 2048
- Zen Interactive Tune on
- Default CPUFreq Governor -> ondemand

1.5. PPA

Ubuntu PPA
PPSSPP PPA
Avidemux PPA
Atom PPA
BootRepair PPA
Docker PPA

1.6. デスクトップ環境

ウィンドウマネージャー:Openbox
パネル:fbpanel
サウンドサーバ:Jack Audio Connection Kit,Pulse Audio
壁紙設定ツール:nitrogen
ディスプレイマネージャー:LightDM
コマンドランチャー:gmrun
ファイルマネージャー:PCManFM
ネットワーク管理:network-manager-gnome
電源管理:xfce4-powermanager
システム設定:VSRX Web UI(オリジナルアプリ)
キーボード設定:lxinput
モニター設定:lxrandar
システムモニター:xfce4-taskmanager
ターミナル:xfce4-terminal
外観変更マネージャー:lxappearance
セッション管理:lxsession-logout
Openboxメニュー管理:obmenu
Openbox設定マネージャー:obconf-qt
音量制御: gnome-alsamixer
コンポジット制御:compton
文字入力:Fcitx+Mozc
スクリーンショットツール:gnome screenshooter

1.7. プログラミング言語及びスクリプト言語、コンパイラ

GCC8.2
LLVM 7.0
Python 3.6.6/2.7.15rc1
PHP 7.2.10
Perl 5.26.1
Lua 5.3.3

1.8. 収録ソフトウェア

○Linuxアプリ:

1.Webブラウザ:Chromium Browser 70、Firefox 63
2.フォトレタッチソフト:GIMP 2.8.22
3.テキストエディタ:Emacs nox 25.2,featherpad,geany 1.32
4.動画編集ソフト:Shotcut 18.08.14,Avidemux 2.7.1
5.音楽プレーヤー:Audacious 3.9
6.オフィスツール:Abiword 3.0.2,Gnumeric 1.12.35
7.動画プレーヤー:GNOME MPV 0.27.2
8.SSH:OpenSSH
9.コミックビューア:MComix 1.00
10.LiveUSB作成:UNetbootin
11.Webサーバ:Apache 2.4.29
12.日本語入力環境:Mozc,fcitx
13.コマンドランチャー:gmrun
14.ゲームエミュレーター:PCSX2 1.4.0(with plugins for PCSX2 1.5.0)、PPSSPP 1.6.3
15.Windowsアプリ実行環境:Wine 3.0.1,PlayOnLinux 4.2.12
16.ライディングソフト:xfburn 0.5.5
17.合成音声ソフト:OpenJtalk
18.Windowsの圧縮ファイル対応アーカイバ:unar
19.PDFビューア:evince 3.28.2
20.Python用機械学習ライブラリ:scikit learn,chainer,Tensor Flow
21.音声編集ソフトウェア:Audacity 2.2.1
22.grub修復ツール:Boot Repair
23.ドキュメント作成ツール:Sphinx 1.6.7
24.キャッシュアプリケーション:preload,prelink
25.CDリッパー:Asunder CD Ripper 2.9.2
26.Cコンパイル高速化ツール:ccache 3.4.1
27.動画キャプチャー : Simple Screen Recorder 0.3.11
28.APNG生成 : apngasm 2.7
29.APNGからAGIFに変換 : apng2gif
30.動画エンコーダー : Handbrake,WinFF-qt

○オリジナルアプリ:

1.Python製アプリケーション:Viper Tools

◯Webアプリ:

1.Gmail
2.Google Drive
3.Cups Browser
4.Google Calendar
5.Install Android Studio
6.Install Processing
7.Install Eclipse
8.Install Jdownloader2
9.Add Ubuntu PPAs
10.DP-IP
11.Animizer
12.PlayGamesOnline
13.JSNES
14.Wifu2x
15.Insecam
16.IP hiroba
17.Youtube
18.Google Maps
19.Google translation
20.BROARDBAND  Speedtest
21.Animizer
22.Wifu2x
23.Office Online
24.TVer
25.JRA
26.chihou_keiba live
27.BOATRACE
28.MSI電源容量計算機

○キーボードショートカット:

・Shift+Alt+Left - 現在のウィンドウを左隣の仮想デスクトップに移動
・Shift+Alt+Right - 現在のウィンドウを右隣の仮想デスクトップに移動
・Windowsキー+1 - 仮想デスクトップ1に移動
・Windowsキー+2 - 仮想デスクトップ2に移動
・Windowsキー+3 - 仮想デスクトップ3に移動
・Windowsキー+4 - 仮想デスクトップ4に移動
・Windowsキー+5 - 仮想デスクトップ5に移動
・Windowsキー+6 - 仮想デスクトップ6に移動
・Windowsキー+d - 現在開いているウィンドウを全てタスクバーに収納、あるいは展開する
・Windowsキー+Shift+c - 現在アクティブなウィンドウを閉じる
・Windowsキー+Escape - 最も下のレイヤーにあるウィンドウを最上位に移動
・Windowsキー+space - ウィンドウメニューの表示
・Windowsキー+f - fbpanel再起動
・Print - スクリーンショットの撮影
・Alt+Print - アクティブウィンドウのスクリーンショットの撮影
・Windowsキー+k - 次のウィンドウに移動
・Windowsキー+j - 前のウィンドウに戻る
・Ctrl+m - Openboxのルートメニューを表示
・Ctrl+Alt+Return - ウィンドウを最大化
・Ctrl+Alt+Shift+Return - ウィンドウを最小化
・Ctrl+Windows+u - 音量を上げる
・Ctrl+Windows+i - 音量を下げる
・Ctrl+space - コマンドランチャー「gmrun」起動
・Windowsキー+Return - 端末を起動
・Windowsキー+c - Chromiumの起動
・Windowsキー+p - PCManFMの起動
・Windowsキー+a - Audaciousの起動
・Windowsキー+e - Emacs noxの起動

2. インストール方法

1.ISOをダウンロード

2.USBメモリを用意して、UNetbootin( http://unetbootin.github.io/ )などのツールでLiveUSBを作成します。

3.作成したLiveUSBをPCのUSBポートに挿して、PCを起動。UEFIでこれを最初に起動するように設定しておきます。

4.LiveDVD起動後に、右クリックメニューの「Install VSRX」の項目をクリックして、インストーラーを起ち上げます。指示通りにHDDやSSDに対してフルインストールを実施します。

5.インストールが完了したら、再起動させます。homeディレクトリを別にした状態で、再インストールをしている時は、/etc/skelの下にあるファイルやフォルダを全てユーザーディレクトリにコピーしなければ反映されません。

3. 64bit OS「VSRX-18」の特長

  • デスクトップ環境は、ウィンドウマネージャーのOpenboxをベースにデスクトップ環境「Xfce」「LXDE」用アプリケーションなどで構成しています。

    デスクトップ環境がOpenboxベースであり、デスクトップ環境のXfceなどから様々なアプリケーションを使っています。また、fbpanelやgmrunやnitrogenもデスクトップの構築に使っています。

    メモリー使用量を減らす事で、アプリケーションを使う時に必要なメモリーをより多く確保する事が出来ます。

  • Linuxカーネルは、Linuxカーネル4.18ベースの高レスポンス性が高いカスタムカーネルを搭載。

  • Mesa 18、グラフィックAPI「Vulkan」の導入により、WineやPCSX2などで3Dゲームを動作させた時のパフォーマンスが大幅に向上しています。

  • VDAPU及びVAAPI対応ドライバを採用している為、動画支援機能で低CPU負荷で動画を再生出来ます。

  • サウンドは、PulseAudioとJack Audio Connection Kitをプラグイン経由で出力する仕組みになっています。

    また、Openboxの右クリックメニューからPulseAudioやJack Audio Connection Kitを起動・停止させられ、両方のサウンドサーバの併用も可能です。

  • Pythonとシェルスクリプトで開発したオリジナルアプリケーション「Viper Tools」を搭載。

    リマスター機能やカスタムカーネルビルド機能、アプリケーションのインストール、人工知能プログラムによる文書作成と音読、宝くじなどの予想機能、画像・動画の変換機能などを有しています。

  • Ubuntuの長期サポート版(LTS)のリポジトリと共有していますので、Main,RestrictedのコンポーネントをUbuntuの公式サポートで最新の状態に維持しています。更にPPAから最新のバージョンのアプリケーションを導入しています。

  • Specific Site Browser機能で人気のWebアプリケーションをデスクトップアプリケーションのように使えます。

  • PSPやPS2のゲームエミュレーション、PlayOnLinux+Wineによる古いWindowsアプリケーションの利用が可能です。

  • GIMPやAvidemuxやHandbrakeなどWindowsやLinuxなどでお馴染みのアプリケーションをフル装備しています。最初からプログラミング・オフィス文書作成・イラストレーション・画像編集・動画エンコード・動画編集・音楽再生・3Dモデリング・オンラインサービスの利用する事が可能です。

  • UEFIモードでLiveUSBやハードディスクへのフルインストールでの起動が出来るようになっていますので、ほとんどのマザーボードに対応

  • WebブラウザにはChromium Browser、シェルサーバへのアップロードに対応したFilezilla、WebサーバのApacheなどを装備し、Web開発環境を整えています。

  • Atom、EmacsやLeafpadなど複数のテキストエディタを搭載し、PythonやPHPやJavaなどのプログラミング言語でプログラミングを行える環境を整えています。

  • メインサイトとの連携

  • 日本語入力環境にMoscとFcitxを採用

4. VSRX-18の高速化と最適化

64bit OS「VSRX−18」は、LTS版Ubuntuをベースに数多くの高速化・最適化策を講じています。

Ubuntu LTSをベースにして開発したオリジナル64bit OS「VSRX-18」には、様々な高速化テクニックを導入しています。

1.Ubuntuパッチが当たっているLinuxカーネルのソースコードを使って、最適化ビルドしたカスタムカーネルの導入

Linuxカーネルを更に最適化する

64bit OS「VSRX-18」用のカスタムカーネルを作成(Liquorix+CK+Aufs+Ubuntu patch)

2.デスクトップ環境をOpenbox+fbpanel+Xfce/LXDE/GNOME用アプリで構成

3.prelink、preloadでアプリケーションのキャッシュデータを使って先読み

4.tmpfsでRAMDiskをブラウザのキャッシュ場所として活用

5./etc/sysctl.confの最適化

6.サウンドシステムは、サウンドサーバを通さずに、ALSAを直接使えるようにしています。

サウンドサーバが必要な場合には、「PulseAudio」「Jack Audio Connection Kit」をウィンドウマネージャー「Openbox」の右クリックメニューから手動で起動出来るようにしました。

7./etc/init.d/rcに「CONCURRENCY=shell」を設定して、システム起動時のモジュールの並列起動

8.オープソース版RADEONドライバ(xserver-org-video-radeon、xerver-org-video-amdgpu)、グラフィックAPI「Vulkan」の導入

9.VAAPIとVDPAUの導入で動画支援機能の利用(mesa-va-drivers、mesa-vdpau-drivers)

10.ccacheでGCCによるコンパイルの高速化

11.Emacsをnox版で使う

12.CPUスケジューラーにMuQSSを適用してカーネルをビルドした時、パフォーマンス向上させる設定として、以下を/etc/sysctl.confに追加。

kernel.yield_type = 2

kernel.interactive = 0

5. VSRX-18の高音質化

PulseAudioとJACK Audio Connection Kitをモジュールで接続し、Openboxの起動スクリプトからこれらを起動させたり、PulseAudioのデーモンをRAMDISKに配置したりして高音質化を図っています。

高音質化部分は以下の通りです。:

 #JACK+PulseAudio
 sleep 5;jack_control start &
 sudo schedtool -R -p 49 `pidof jackdbus`
 jack_control eps realtime true
 jack_control ds alsa
 jack_control dps device hw:0
 jack_control dps rate 96000
 jack_control dps nperiods 2
 jack_control dps period 1024
 sleep 5;pactl load-module module-jack-sink channels=2
 pactl load-module module-jack-source channels=2
 sleep 3;pacmd set-default-sink jack_out
 pacmd set-default-source jack_in

sleep 2;ln -s /usr/bin/pulseaudio /tmp &
sleep 10;/tmp/pulseaudio --start &

6. VSRX-18のインストールの時にGRUBをインストールするのに失敗した場合の対処法

EFIパーティションの状況によって、システムインストール時にGRUBが正常にインストールされない事があります。 その時には、VSRX-18に収録しているboot-repairを使ってGRUBをインストールする事が出来ます。:

1.右クリックメニューでboot-repairを選択します。
2.boot-repairが起動したら、「高度なオプション」を選択し、適用を押します。
3.GRUBのインストールが行われます。最後に正常にインストール出来なかったという内容のメッセージが表示されますが、そのまま、システムを再起動させます。
4.正常にシステムが起動出来るようになっています。